フィルムの種類について(ネガ・ポジ・白黒・ブローニー・APS)
「自分のフィルムがどの種類かわからない」というお問い合わせはとても多くあります。
このページでは、代表的なフィルムを写真付きでわかりやすく説明しています。
スキャン依頼の前の確認にぜひご利用ください。
35mmスリーブフィルム
(ネガ・ポジ・白黒)
現像済の35mmフィルムは一般的に5~6コマ単位でカットされ、スリーブ(透明袋)に入った状態で返却されます。
カラーネガ・白黒・リバーサル(ポジ)など、多くのフィルムがこの形です。
35mmスリーブフィルムのスキャンは、機械の仕様上、連続して2コマ以上のフィルムの長さが必要です。
35mmリバーサル
(ポジ)
ポジフィルム
データ化(スキャン時は
横位置のまま)
35mmスリーブ
ネガ
ネガフィルム
データ化
35mmスリーブ
モノクロ
モノクロフィルム
データ化
⚠️ 35mmフィルムの
「現像工程用リーダー部」について
35mmフィルムの先頭や後端に付く黒い補助フィルム(リーダー部)は、現像所が機械に通すために使用する現像工程専用の部分です。
スキャナーに通らないため、
スキャン前に切り離す必要があります。
当店にお持ち込みの際は付いたままの状態で問題ありません。安全にカットし、適切にスキャンいたします。
スキャニング範囲
(取り込み範囲)について
35mmフィルム
赤破線の枠内がおよその有効画面です。
ノーリツ鋼機 高性能業務スキャナー HS-1800 使用。
見た目は縦位置ですが実際は横位置スキャンとなります。
機械の仕様上スキャニング範囲は画面全体より狭くなります。
また、スリーブフィルムとマウントフィルムでは
マウントフィルムのほうがスリーブフィルムに比べ
若干範囲が狭くなります。
4×5フィルム
赤破線の枠内がおよその有効画面です。
一般民生用ハイエンドフラットベットスキャナー。
※当店ではスキャニング後、できる範囲で色調・画質などの調整を行います。
ブローニー(6×4.5 / 6×6 / 6×7 / 6×9 等)を含むその他のフィルムも、基本的には同様に「赤破線の範囲が取り込み領域」となり、機械の仕様上フィルム全体よりわずかに狭い範囲でのスキャンとなります。
35mmカットフィルム
(コマ切れ・2コマ未満)
保存・整理のためにフィルムを1コマごとにカットされた状態のものがあります。
2コマ未満の短いフィルムは通常のホルダーに装填できないため、
一時的にマウント加工を行い「マウントフィルム」としてスキャンします。
この場合、マウント料金+作業料が必要となります。詳しい料金はお問い合わせください。
35mm1コマカット
フィルム
35mm連続コマ
・2コマ未満混合
35mmマウント
(スライド / ポジ)
リバーサル(ポジ)フィルムを現像後、1コマずつ専用マウントに収めたものを「スライドフィルム」と呼びます。
スライドプロジェクターでの投影や、保管・整理に適した形式です。
35mmマウントフィルム
APSフィルム
(カートリッジ式)
APSフィルムはカートリッジ式のため、外観から現像済みか未現像か判断できません。
側面のマークで状態を確認し、現像済であればカートリッジのままスキャン可能です。
※カートリッジを分解した状態・フィルムがむき出しの状態のものは取扱いできません。
APSカートリッジフィルム
ブローニーフィルム(120 / 220)
フィルム幅6cmの中判フィルムで、6×4.5、6×6、6×7、6×9 など複数サイズがあります。
現像後は2〜4コマ程度のスリーブ状態で返却されます。
カットされた状態やマウントされたブローニーは取り込みできませんので、できる限りマウントを外した状態でお預けください。
※複製デュープ・インターネガなど一部のシートフィルムは通常スキャン不可となり、フラットベッドスキャナーでの扱いになります(別途お見積り)。
ブローニー
スリーブフィルム
ブローニー
1コマカットフィルム
4×5 シートフィルム(大判フィルム)
4×5インチの大判シートフィルムは、35mmやブローニーのようなロールタイプではなく、1枚ごとに独立したシート状のフィルムです。
大型カメラで使用され、非常に高い情報量を持つため、作品撮影や建築・商品撮影など専門用途で多く使われています。
サイズは 4インチ × 5インチ(通称「しのご」) で、ポジ・ネガ・白黒の全タイプがあります。
当店では4×5フィルムは、通常の業務用スキャナーでは取り込みができないため、
高品質民生用フラットベッドスキャナー にてデータ化を行います。
一般用途では十分な品質で、丁寧な色調整・自動ゴミ、キズ軽減補正にも対応してます。
4×5 ポジフィルム
4×5 ネガフィルム
よくある質問(FAQ)
フィルムの現像も依頼できますか?
スキャン作業はどこで行われますか?
どのようなフィルムに対応していますか?
医療用のブルーフィルムはスキャンできますか?
また、画面いっぱいに文字やグラフが記載されている場合、マウントによるケラレや、スキャナー側のクロップ(取り込み範囲の余白処理)により、文字や図の一部が欠けてしまう可能性がございます。
これらをご了承いただいたうえでの受付、または事前にご相談のうえでの対応(応相談)とさせていただきます。
ゲペマウント(ガラス付きマウントフィルム)のスキャンはできますか?
そのため、 破損に関する保証は一切できません。割れ・ヒビ・フィルムへのダメージ等のリスクをご理解いただいたうえでの、完全免責での対応のみとなります。安全面を考慮し、原則としては非推奨とさせていただいております。
35mmマウントでも、画面が正方形の特殊フィルムはスキャンできますか?
無理にセットした場合、フィルムの破損リスクが高いため、誠に恐れ入りますが取り扱い対象外とさせていただいております。
6×12 や 6×17 などのパノラマフィルムにも対応していますか?
6×10・6×12・6×17 などのパノラマ判フィルムは、自動スキャナーに対応していないため、 すべて 4×5 シートフィルムと同等の手作業スキャン扱いとなります。料金および納期も 4×5 シートフィルムと同等となりますので、あらかじめご了承ください。
マイクロフィルムのスキャンには対応していますか?
専用スキャナーおよび特殊な読取・補正工程が必要となり、画質保証・作業保証ができないため対応外とさせていただいております。
レントゲン(X線)フィルムのスキャンはできますか?
専用の医療用スキャナーおよび透過読取設備が必要となり、一般的なスキャナーでは正確な濃度再現・画質保証ができないため対応外とさせていただいております。
色味の調整やキズ補正はできますか?
解像度(16BASE・64BASE)や JPEG/TIFF はどう選べば良いですか?
6×6フィルムの場合は「B5に近いサイズ」まで、6×7フィルムでは「用途によってはA4程度」まで実用的な仕上がりになります。
ただし、大きくトリミングしたい場合や、A4〜A3相当の大きめプリントを予定している場合、作品用として細部の質感を残したい場合は、 64BASE や TIFFでスキャンしていただくと画質に余裕が生まれます。
通常用途 → 16BASE / JPEG で十分
画質優先・編集予定あり → 64BASE または TIFF がおすすめ
用途や目的に応じて最適な解像度をご案内いたしますので、迷われた場合はお気軽にご相談ください。
データはどれくらい保管されますか?
郵送でのスキャン依頼はできますか?送料はどうなりますか?
お客様から当店への発送は恐れ入りますが 元払い(お客様ご負担)にてお願いいたします。
返送送料は 本州の場合 1,000円〜となります。また、ご依頼内容の総額により返送送料が無料になる場合もございます。
郵送でのご依頼方法はこちらで詳しくご案内しています:
▶ 郵送でのご依頼方法(梱包・発送・返送について)